みなさん、こんにちは。第540回横浜市北倫理法人会経営者モーニングセミナーのご報告です。
2月23日。場所は新横浜駅前の新横浜グレイスホテル。6階。6時から役員朝礼。6時30分よりスタートしました。
本日は、講師として、サラリーマンからプロ棋士に転身された、日本将棋連盟棋士4段瀬川晶司様をお
迎えしました。本日のブログ担当は右城です。
会場のセッティング。
役員朝礼。6時にやります。進行は石井事務長。会長が一言。
受付風景。
進行表。
本日の進行は、久木田 亘会員です。
朝の挨拶は、田中英子幹事。
入会式。(株)ローヤルよつやの大久保直樹専務取締役。スーパーを2店舗、港北区新吉田、同じく新羽町で経営しておられます。
会長挨拶は、常念隆章相談役。中東ではやっているという、「疑惑の笛」をご披露くださいました。なかなかいい音でした。麻雀の必勝法を伝授しますので、ご希望の方はどうぞ、とのこと。奥様は、瀬川様のことを、ご存知だったそうです。
講話。本日の講師は、日本将棋連盟棋士4段 瀬川晶司様です。テーマは「夢の実現に向けて」サラリーマンからプロ棋士へ。
まず、2005年11月にTBSで放映された「バースデイ」というドキュメンタリー番組をまとめたDVDが上映されました。内容を、瀬川様の著書「泣き虫しょったんの奇跡」プロフィールより引用して、代わりとします。
昭和45年横浜市生まれ。小学生の時に将棋に夢中になり、6年生でプロを志す。中学3年生のとき、中学生選
抜選手権大会で優勝、その年、プロ棋士養成機関の奨励会に入会する。22歳でプロ棋士の一歩手前の3段に昇
るが、その後、低迷して26歳のとき、年齢制限の規定により奨励会退会。一度は将棋と縁を切ったが、神奈川
大学法学部在学中にアマチュアとして指す楽しさにめざめて将棋を再開すると、平成11年のアマ名人戦優勝を
はじめ、アマチュア強豪として大活躍する。やがて就職してサラリーマンとなるが、プロとの公式戦で7割以上
という驚異的な勝率を上げると、平成17年、日本将棋連盟にプロ入りを希望する嘆願書を提出、周囲の協力も
あって戦後初めてのプロ編入試験将棋を実現させ。平成17年11月6日、この試験将棋に合格して念願のプロ
棋士となる。
現在37歳。プロ棋士になるには、奨励会に入会して、26歳までに4段になると言う、鉄の掟があり、挫折し
て自殺者さえ出ることがあると言います。
DVDの上映の後、瀬川様の話が続きます。
勝つ人と負ける人の違いは何か。
勝つ人は、負けたとき、一人になって、なぜ負けたかを必死に考えます。たとえ負けを蒸し返すことがつらくて
も。負けを、ただ忘れようとする人は、勝てません。自分が奨励会にいたとき、3段までは比較的順調に進んだ
が、4段を前にして、勝てなくなりましたが、上記のような努力が足りなかったと思います。またアマチュアと
して、プロを相手に対戦するようになったとき、7割という勝率をあげましたが、自分でもなぜ勝てるのかわか
りませんでした。今思うと、楽しく、のびのび将棋を指していたと思います。奨励会にいたときは、26歳まで
にと言う決まりから来る恐怖が、指す手を、リスクの少ない消極的なものにし、負けを呼んでいました。しかし
、負けても、命を取られるわけではないし、のびのびと、また大胆に指すことで、勝つことができたのではない
か。そういう指し方ができるようになったのは、一度挫折したからだと、今思う。あの挫折がなかったらこのこ
とに気づかなかったかもしれない。もう一つ、夢のためには声をあげなければならないと言うこと。嘆願書を出
す際に、思ったのは、自分がプロになりたいと言うことだけでなく、プロになる道を作ってほしいと言う思いも
込めた。声をあげることで、誹謗中傷もあったが、思いがけない応援もあった。自分のやったことは、声をあげ
ることだけであったかもしれないが、あげたからこそことが進んだともいえる。だから声をあげるべきと言いた
い。
連絡事項 石井康裕事務長。
ゲスト紹介。
上段左から川崎区準倫理法人会会長頼常健治様、家庭倫理の会金子清行様
下段左から県倫理法人会副会長酒井麻雄様、シーズクリエイト(株)萩原一弥様
松原専任幹事
浅草倫理法人会の倫理経営講演会
3月6日(木)
1000人動員目標だそうです。
レクレーション委員会 甲斐幹事
お花見
3月29日
広報委員会生山幹事
「北かもめ」46号
来月の役割分担
進行 大山幹事
朝の挨拶 琴寄幹事
誓いの言葉 佐々木幹事
会場設定 鈴幹事、奥田幹事、松沢幹事
ホワイトボード 高橋幹事
講師担当 甲斐幹事
集金担当 堀幹事
受付 荻原幹事、丸山幹事、田中幹事、小川幹事
(一部聞き取れませんでした。すみません。)
本朝の出席は31社、33名でした。
次回3月1日の講師は、日本モンゴル文化協会理事、東京都後楽園倫理法人会副会長石河(いしこ)ノブアキ様です。
誓いの言葉 松村圀夫幹事。
地下のレストランに移っての食事風景。バイキングですのでお好きなものを、食べられるだけたっぷりと召し上
がれ。最近は、マイ箸をお持ちになる方が増えました。
アピールの時間。石河世津子副会長より松村幹事のお嬢様の個展のご紹介がありました。
食後の挨拶。
「天地の恵みと、多くの人々の働きに感謝して、命の元を、謹んでいただきました。」
本日の担当右城は瀬川様の本を一気に読みました。「小学生高学年から読めます」と帯にあるとおり、私に孫が
できたら読ませたいと思います。
では、また。