【会長挨拶】 石河世津子 監査
今日はウエルカムデーという事で多くの方に起こしいただき有り難うございます。会長に成り代り御礼申し上げます。私はしばらくぶりに緊張しています。それは、この会長あいさつを監査という立場でするということで緊張しています。もう一つは、本日の講師である米村様のお出迎えの役を引き受けましたので、遅れてはいけない、失礼があってはいけないと緊張しましたが、無事に会場までSPという任務を果たす事ができホッとしています。
緊張ばかりでは、疲れてしまいますので、先日、落語の会があり、桂三枝さんの新作落語で「読書の時間」という落語を聞き笑いこけました。皆さんも時には笑ってください。それから私も古希を迎えましたから、残りの人生の81%は楽しんで過ごしたいと思います。クックックッ。(ここで笑ってください)
【講 師】 前警視総監 米村敏朗 様
【テーマ】 物来順応(物来たればこれに応じて対処する)
広田 弘毅(第32代内閣総理大臣)が座右の銘。そもそもは、佐藤一斎の『言志四録』の中に書かれている言葉で、何物にも動じない自分本来の心という意味みたいです。
【講話概要】
場が和んだところで、はじめに、1986年に警察庁からユーゴスラビアの大使館勤務をした時のお話しをしていただきました。ユーゴスラビアは、一つの国家、二つの文字、三つの宗教、四つの言語、五つの民族、六つの共和国、七つの国境という複雑なモザイク国家ですが、あの国は建国の父・チトー大統領のカリスマ性で一つにまとまっていると感じられたそうです。そして、国家とは人工的なもの、形が変わるものという意識を強く持たれたそうです。逆に、日本は長い歴史の中で、国の形が変わらない、世界でも希な国であり、日本人は「国は自然にあるものと考えている」という話しは驚きでした。
そして、ユーゴスラビア最後の紙幣を見せていただきました。“0”が11個の5000億ディナールという高額紙幣です。この紙幣は末期のハイパーインフレの時に発行された紙幣だそうですが、この紙幣が発行された日は、朝新聞が10部買えたそうですが、夕方にはすでに1部しか買えなかったそうです。ハイパーインフレとは、紙幣=紙屑だそうです。
それから小渕首相の人柄や国旗国歌法を制定する時の国会での江本議員のエピソード、草柳大蔵氏の「国歌には精神の環境があいまって意味がある」というお話を聞き、国旗や国歌の捉え方がかわりました。
その他、取調べの可視化や裁判員制度についても、日本の裁判は“内心の立証”が求められるので難しい一面もあるとお話いただきました。また、朝食会でも楽しくお話しをしていただきました。
【連絡事項】
・しきなみ短歌会の作品
10月30日(土)までに提出をお願いします。
・神奈川県倫理法人会合同モーニングセミナー
日時 10月31日(日)9時から10時30分まで
講師 倫理研究所法人局 伏木久登首都圏方面長
・忘年会のお知らせ
11月27日(土)に行います。詳細は後日。
・神奈川県倫理法人会主催親睦ゴルフ大会
日程 11月29日(月)
集合 9時15分
締切 10月29日
来年の3月3日にイベントを行います。
・本日の出席者は53社54名でした。【次回のご案内】
講 師 有限会社コスモライブラ 代表取締役 湯川律子 様 テーマ 会員スピーチ(自己紹介/日舞も披露していただけそうです)
【コメント】
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