皆さん、お元気ですか?寒い日が続いていますねぇ。きょうは、右城が担当します。
横浜市北倫理法人会第536回経営者モーニングセミナーのご報告です。
本日は、倫理研究所法人局参事 (株)宮城プラントサービス取締役会長 石川 茂男様をお迎えしました。
役員朝礼。本日は12名の参加でした。
本日の進行表。右側に、気をとられて、左側がかけてしまいました。田中さん、すみません。
会長挨拶。石河世津子副会長。
昨日の、ナイトセミナーで、失礼にも、「石川先生はコント55号の次郎さんに似てる」、といってしまいました。お詫びに、先日聞いた、ガンに対抗する方法をお教えします。そもそもこうすればガンにならないという方法はまだ確立されていません。次の三つは、ガンになる可能性が、確実に高いので、避けるように。タバコ、動物性の食事、ストレス。また、女性は、閉経後に太らないように注意。加えて、早期発見に努めましょう。
講話。倫理研究所法人局参事、(株)宮城プラントサービス取締役会長石川茂男様。テーマは、「本を忘れず」。
山形県鶴岡市の出身、昭和12年3月10日生まれの70歳です。漁船など船に関する会社にいた頃、石巻に出張があり、居心地も良く、3ヶ月ほど滞在していたら、次々に仕事が入り、結局、1年居続け、会社に言って、事務所を作ってもらって、初代所長となった。15年その会社で頑張ったが、本社は社長のイエスマンだけになり、業績が低下してきた。ある時、284tのマグロ漁船の注文が来た。
ところが、本社が、受けるな、と言う。仕方なく、客先にそういうと、「石川さん、あなたに頼んでるんだからやってよ。できるよ。」と言われ、会社に内緒で、奥さんを社長に、(株)宮城プラントサービスを興した。仕事のほとんどは外注に出し、それでも従業員一人おいて、もうけも出た。9%を超える金利で、借金もし、頑張ったが、所長の時は、社員と一緒に、本社の悪口を言っていればよかったが、社長になると、従業員のやることが、気に障ることも多くなり、社員との間に壁ができた気がしていた。
つきあいで、入った仙台の倫理法人会だったが、夜の会に出てその後飲み歩くのが楽しみなだけだった。石巻にも、昭和63年、倫理法人会ができたが、初代会長と気があわず、そのせいか、胃潰瘍になった。入院したときに、院長先生から、中村天風の本を渡され、読んで見ると、倫理に通じるものがあった。一念発起、早起きに挑戦。毎日、犬の散歩をし、糞の始末から、落ちているゴミの回収もはじめ、会社にも早く出るようになり、会社のトイレ掃除も始めた。早出を始めると、社員の動きもよくわかり、神棚にあげた、榊が、意外に長持ちすることも知った。
朝礼を始め、3ヶ月、「職場の教養」を一人で読んだ。3ヶ月後に、部長が「みんなで読むから」と言いだし、社員が自分より部長の言うことを聞くことに、愕然とした。税理士に言われて、東京に勉強に行っている間に、利益が倍になった。「まかせる」ことの大事さをここで初めて知った。経営者が耐えなければならない、四耐がある。冷に耐える。苦に耐える。煩に耐える。閑に耐える。社員教育に力を入れている。毎月第一土曜日は仕事をせず研修。また決算賞与を出し、その30%を積み立てる会を作って、社員に還元。波ごとも「続ける」。それによって、道が開ける。思ったことは、思ったこと。見たことは、見たこと。聞いたことは、聞いたこと。したことだけが、したこと。最近は夫婦の間でも朝礼をしている。
連絡事項。石井康裕事務長。
秋津書道、しきなみ 2月9日
来月の役割です。
進行 森山幹事
朝の挨拶 村山幹事
誓いの言葉 坂内幹事
会場設営 深谷幹事、岡幹事、甲斐幹事
ホワイトボード 鈴幹事
講師ご案内 小川幹事
集金担当 高橋幹事
設営 田中幹事、荻原幹事、奥田幹事、松沢幹事
本朝の出席は27社27名でした。
食事風景です。